1Q84 BOOK 1 Book 1Q84 BOOK 1

著者:村上 春樹
販売元:新潮社
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1Q84 BOOK 2 Book 1Q84 BOOK 2

著者:村上 春樹
販売元:新潮社
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1Q84を読みました。
すごく懐かしい村上春樹の世界が広がっていたように思います。
帯に書かれていた言葉が、ものすごく胸に響きました。

「こうであったかもしれない」過去が、その暗い鏡に浮かび上がらせるのは、
「そうではなかったかもしれない」現在の姿だ。


アフターダーク (講談社文庫) 」では、村上春樹は”新しい小説の枠組み”を作ろうと模索していたように思います。中身ではなく、枠組み。それが、今回の「1Q84」では、枠組みそのものは昔からなじみのある村上春樹のものだったように思います。登場人物も、過去の村上作品に出てきた登場人物に重なる部分が非常に多かったです。ただ、そういった使い慣れた枠組みで、しっかりとした「中身」を伝えたかったんじゃないかという気がします。

作品には、続編はあるんでしょうか。
表面的には、ものすごく唐突に終わっているようにも見えます。

個人的には、主人公と父親の関係が、読んでいてすごく物悲しい気持ちになりましたが、きちんとした救いのようなものがそこにはあったように思います。

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花様年華(かようねんか)

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ウォン・カーウァイ監督の映画「花様年華」を元に書かれた小説を読みました。映像ならではの良さもたくさんありますが、小説にすることで映像だけでは読みとれなかった心の動きまでわかって、もう一度映画を見たくなりました。

ちなみに、「花様年華」という言葉は、女性を形容するときに使う言葉で、女性の最も美しい時期、花の盛りを意味するそうです。

花様年華 [DVD]

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偶然のチカラ

偶然のチカラ (集英社新書 412C) Book 偶然のチカラ (集英社新書 412C)

著者:植島 啓司
販売元:集英社
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パーツ、パーツはすごく面白い内容なのに、全体としては何を言いたいのかわからない、という印象の本でした。もともとカルチャーセンターでの講義をベースとして書かれていることに原因があるように思います。でも、読後感は悪くないです。

個人的にすごく面白かったのは、
 ・大事な決断はなるべく先延ばしする、決断しないで良いようにする
 ・個人の視点ではランダムに見える事象も、神の視点では必然
という2つです。詳しくは本書を読んでもらう方が良いと思いますが、いろいろと新しい視点が得られる本だと思います。

●気になった言葉
「一般に、悪い出来事は連鎖反応のように続いて起こるというが、実は良い出来事も、そうと自覚しないだけで、やはり同じように続いて起こっているのかもしれない。・・・たとえば、自分の赤ちゃんが男か女かは基本的にランダムで予想することができない。しかしながら、世界中どこでも男女の出生比はだいたい同じで、ほぼ50%ずつに集約されことになる。一つひとつはランダムだけれども、大局的に見ると比率はつねに一定なのだ。つまり、すべては偶然だけれども、視点を変えると、大きな必然が浮かび上がってくるわけである。神の目から見たら、すべては必然で、物事は何もかも決まったとおりに運ばれている、と考えることもできるだろう。」 

「ここで、まず、何よりも大切なアドバイスは、自分の身に大きな問題が起こったとき、できるだけ自分で選択しないように心がけよということである。・・・まず相手に選択させて、自分はそれを見てから判断するというのが、失敗しないコツでもある。」

「W・ジェームズも、「人間の持つ性情のうちでもっとも強いものは、他人に認められることを渇望する気持ちである」と述べている。」

「矢沢永吉氏は次のように答えている。・・・「あのね、40くらいになったら「自分ってどういうやつなんだ?」って考えるじゃないですか。僕はね、なんでこんなにがんばって走ってこられたのかと思ったの。それはね、なにか一つ掴んでカタチにしたら、すべてが解決できると思ってたから。僕はずーっとどこか寂しかったんだけど、その寂しさも、成功したりお金持ちになったら、全部クリアにできると思ってた。みんなが振り向いてくれるこの位置にまでいけたら、不安な部分もクリアになると思ってた。ところが、ちっともクリアにならなかった。飯が食えるようになって、いい車転がして、俗にいう表面的な成功というのは、27で手に入れましたよ。だけど、ちっともハッピーじゃないの。なんで?神様、僕に言ったじゃない、成功手に入れたら、今までの不安なこともクリアにしてくれるって。「なんで?」って思ったとき、「気持ちがいい」とか「ハッピー」というのは、別のレールがもう一個あって、それは仕事で手に入れたり、成功で手に入れるものではないんだ、ということに気づいたんですよね。そのときからです、「幸せってなんだろう?」って真剣に考え始めたのは」

偶然のチカラ (集英社新書 412C)

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ココロの教科書 「大人のオマジナイ」で人生が変わる!

ココロの教科書 「大人のオマジナイ」で人生が変わる! Book ココロの教科書 「大人のオマジナイ」で人生が変わる!

著者:ひすい こたろう,スズキ ケンジ
販売元:大和書房
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成功だったり、人間関係の悩みの対応方法をダジャレを多用しつつ、わかりやすくまとめた本です。効果のほどは??わかりません(笑)

ベースとなっている考え方は、やっぱりナポレオン・ヒルの「思考は現実化する―アクション・マニュアル、索引つき 」などと共通しているように思います。それは、常に「思い続けること」。

●究極のモテ会話
「うん。そうだよね。わかるよ」
「うん。そうだよね。わかるよ」
「うん。そうだよね。わかるよ」

●親友ができるオマジナイ
「人がほんとうに信頼し合えるのは、楽しさを共有するときよりも悩みに共感することができたときです」

●自分の強み
「時間」と「お金」をかけたもの、そのふたつが交差するポイントに、あなたの強みがあります。

ココロの教科書 「大人のオマジナイ」で人生が変わる!

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夢はトリノをかけめぐる

夢はトリノをかけめぐる (光文社文庫) Book 夢はトリノをかけめぐる (光文社文庫)

著者:東野 圭吾
販売元:光文社
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東野圭吾のトリノで行われた冬季オリンピックの観戦記です。
冬季オリンピックと言えば、フィギュアスケート、スキージャンプくらいしか、個人的には思い出せませんが、やはり知名度が低く、競技人口の少ないウィンタースポーツには多くの苦労があるんだなということが伝わってくる内容でした。

初めて聞く競技だったがのが、バイアスロン。この競技は、クロスカントリー+ライフル射撃というもので、長距離をクロスカントリーで走ってきて、そのまま射撃。もし的を外すと、余計にトラックを走らないといけなくなるという競技のようです。

この競技、ライフルを使うということもあり、陸上自衛隊冬季戦技教育隊というところでしか選手の育成を行っているところがないという、かなりマニアックな競技のようです。選手になるためには自衛隊に入隊しないといけない・・・。かなり本格的ですね。

本書の後半で、東野圭吾が日本における冬季オリンピックの課題について書いている部分は、かなり深い話だなと思いました。単純に言うと、メダルを取るためには、各種目において複数人のエースが必要だということ。雪の状況など、不確定要素が大きい冬季種目においては、国民の期待がエース一人にかかってしまう状況で、プレッシャーに打ち勝ってメダルを取るということが現実的には難しい。そのため、自分がダメならあいつが、と思えるエースが他にいて初めて選手は勝負をかけることができるし、安心して戦えるということでした。

ただし、その状態を実現するためには、高い壁があるということのようです。

「結局は統計学なんだ。メダルを狙えるようなエース級の選手が出てくるには、それなりの分母が必要だ。多くの競技者がいて、その中からようやく現れる。現状では多くの競技で、エース級を一人作り出すのが精一杯だ。それをもう一人育てるには、単純に考えた場合、競技者数を倍にしなければならない。だけど、冬季スポーツを始めようとする子供は、これからも減り続けるだろう」

次回冬季オリンピックはバンクーバーですね。
テレビでどこまで放映されるかわかりませんが、ちょっと注目してみようと思います。

夢はトリノをかけめぐる (光文社文庫)

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