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フラット化する世界 [増補改訂版] (上)

フラット化する世界 [増補改訂版] (上) Book フラット化する世界 [増補改訂版] (上)

著者:トーマス フリードマン
販売元:日本経済新聞出版社
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先日、カナダに2週間ほど行ってきましたが、往復の飛行機で読もうと思って購入したのが本書です。

世界をフラット化した10の力
 ①ベルリンの壁の崩壊と、創造性の新時代
 ②インターネットの普及と、接続の新時代
 ③共同作業を可能にした新しいソフトウエア
 ④アップローディング
 ⑤アウトソーシング
 ⑥オフショアリング
 ⑦サプライチェーン
 ⑧インソーシング
 ⑨インフォーミング
 ⑩ステロイド

僕より若い世代の人にとっては、「それって当たり前じゃない?」ということが多い内容になっているのではないかと思います。僕自身も、もともとシステム系の仕事をしていたこともあり、筆者の主張する内容に、それほど衝撃を覚えるということはありませんでした。

ただ、ちょうどカナダに行ったタイミングで本書を読んでいたことで、筆者の主張する内容を肌で感じることができたということがありました。

カナダでは、大学や大学院を出たような高学歴の人の就職先が非常に少なくなっているということでした。逆に誰でもできるけど、地元の人しかできない仕事(その地域のスーパーのレジや、工事現場の仕事)は豊富に見つかるという現実でした。

世界がフラット化したことで、ホワイカラーの業務の中でも比較的難易度の低い部分が海外の労働力の安い地域に移ってしまっているのではないかと思います。本書の中でも、アメリカの税務申請の作業などは、すでにインドにアウトソースされており、従来そういった比較的提携部分を担当していたホワイトカラーの仕事がどんどん国内から出ていってしまっているということです。

特にカナダの場合、「英語」という世界でそのまま通用する言語を話す国だけに、フラット化の影響をダイレクトに受けているのではないかと想像しました。

日本は、逆に言うと今のところ「日本語」という障壁に守られていますが、近い将来カナダのようにフラット化の波の影響を受けることになるのではないかと思いました。

フラット化する世界 [増補改訂版] (上)

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